2016年11月18日金曜日

11月18日

日差しが嬉しい金曜日です。
明日19日土曜日の「朝の教室」。
講師の白井 聡さんは、石橋湛山賞等を受賞された、
話題の一冊『永続敗戦論』のエピローグで、
次のようにガンジーの言葉を引用されています。

……あなたのすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。
そうしたことをするのは、世界を変えるためではなく、世界によって自分が変えられない
ようにするためである。(ガンジー)

3.11以降、白井 聡さんは「この言葉」に支えられてきたと記しておられる。
「この言葉を実践している有名無名の少なからざる人々の姿は、私に勇気をあたえてくれる。
『侮辱の中に生きる』ことは、『世界によって自分が変えられる』ことに他ならない。
私はそのような『変革』を断固として拒絶する」

心より同感!だ。
最後に白井さんは書いておられる。
「私が本書を読む人々に何かを求めることが許されるとすれば、それは、
このような『拒絶』を共にすることへの誘いを投げ掛けることであるに違いない」

白井さんから投げかけられる言葉に、むろんガンジーの言葉に、
応えようではないか。

 

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原発とエネルギーを学ぶ朝の教室
第76回 白井 聰さん(政治学者)
 2016年11月19日(土)9:00~10:30 東京店B1 レストラン「広場」 
http://www.crayonhouse.co.jp/shop/pages/Morningstudy.aspx

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2016年11月16日水曜日

11月16日

なんだかどんよりとした天気の水曜日。
気分もどんより風。
アメリカ合衆国の次期大統領はかのひとに。
現大統領が存在するのに、
現政府は早速ドナルド・トランプ詣でか。
DIGNITY不足が恥ずかしい。
それにトランプは、選挙戦の時にはTPP反対と言っていた、
前のめりに決定していいのか?
多くの反対を蹴散らしながら。

さらに15日には「駆けつけ警護」の閣議決定。
現地の治安情勢が悪化しているのにも関わらず……!
納得のいかないことばかり。

今週土曜日の「朝の教室」、
講師は話題の著書を次々に上梓されている白井 聡さん。
ご著書の一冊『戦後政治を終わらせる』(NHK出版)の帯には
次のような言葉が並ぶ。
……対米従属から新安保法制、反知性主義、右傾化まで……
真の「戦後レジームからの脱却」とは!

そこに駆けつけ警護の閣議決定も加わって、
白井さんが現政権、この時代をいかに見事にばっさりと切って
新しい地平を拓いてみせてくださるか、ワオ、楽しみ!
ご参加を。

 
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原発とエネルギーを学ぶ朝の教室
第76回 白井 聰さん(政治学者)
 2016年11月19日(土)9:00~10:30 東京店B1 レストラン「広場」 
http://www.crayonhouse.co.jp/shop/pages/Morningstudy.aspx

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2016年11月13日日曜日

11月13日


なんだか息せき切って走ったような
一週間が終わり、また新しい週が。

金曜日は首都圏反原発連合の抗議行動に久しぶりに参加。
金曜は東京を離れることが多く、
なかなか参加できなかったのですが。
冷たい風が吹く中、馴染みのお顔に多数
会えて、なんだかとても嬉しかった!

土曜日は朝早くから、釜石へ。
東日本大震災の後、「HUG&READ」でお送りした絵本を
受け取ってくださったかたがたも参加されての会だった。
ハゼと満天星ツツジの名残の深紅の葉が
目に染みた。

さて、10月の「朝の教室」は講師のかたの
事情で延期になり(春になったら、またお願いします)、
ひと月飛ばしての「朝の教室」19日(土)は、
『永続敗戦論』が大きな話題を呼んだ
京都精華大学文学部教師の白井 聡さん。

『「戦後」の墓碑銘』(新たな民主主義革命のヴィジョンを
示す。と帯にはある)も刺激的だったし、
今年4月に「現代日本政治、その劣化の起源を辿る」
と帯にある『戦後政治を終わらせる』も面白かった。

アメリカ合衆国では、「まさか」(と思ったひとも多かったはず、
わたしも僅差だろうが、ヒラリー・クリントンの勝利を信じていた)
の新大統領誕生。

それらも含めて、日本の「戦後」と「明日」についてご一緒に考えたい。


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原発とエネルギーを学ぶ朝の教室
第76回 白井 聰さん(政治学者)
 2016年11月19日(土)9:00~10:30 東京店B1 レストラン「広場」 
http://www.crayonhouse.co.jp/shop/pages/Morningstudy.aspx
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