2016年10月14日金曜日

10月14日

きょう金曜日も早朝からバタバタ。
現在22時過ぎとなって、ほっ!とひと息つきいたいところだが、まずはお詫びを。
10月29日予定だった「朝の教室」、
講師をお引き受けくださった最首 悟さんのご都合により、延期に。
以前に拝読したご著書を読み返しながら、お話を拝聴するのを楽しみにしていたのだけれど、残念。
すでに参加のご予約をいただいたかたがたには、お伝えずみではあるけれど、改めて日程を調整してお知らせさせてください。そのときは、是非ともご参加をお待ちしています!

この冬から来年5月頃まで咲いてくれるはずの花たち、その第一グループの種子蒔きを終えたのは、まだ気温が高い頃。地中温度を下げるために悩みに悩みぬいた末に種子蒔き用土の下に、冷凍庫で凍らせた保冷剤(中身は問題ないのか)をみっしりと敷いてみた。
野菜室で眠る残りの第二グループを蒔く頃には急に気温が下がりだして、大慌て。
ビオラやパンジー、アグロステンマなどの多くの花たちの発芽適温は、20℃前後だ。
外気が20℃を割る日もあって、慌てふためいた。
ひと袋に40粒前後の種子が入っていることが多いが、ハーブ類などは鼻息でも飛んでいってしまいそうな種子が何百粒も入っているものも多い。
このところずっと東京を離れる日も多かったので、ひと晩で残りの種子を蒔き終えようと頑張ったが、大好きなロベリアなどはまだ終了していない。
この土、日はまた出たり入ったりが続き、またもや深夜の種子蒔きになりそうだが、指先にだけ全神経を集中し、ずり落ちそうな老眼鏡を手の甲でずり上げながらの深夜の数時間。
案外美味だったりする。
と書いて、種子蒔きをしながらも、気になることばかりだ。
ほぼ4年後であるのに、多くのメディアは「東京五輪」の喧伝に夢中な様子。
このさき4年間、ずっと「東京五輪」は黄門さんの印籠になり続けるに違いない。
少しでも疑問を挟むもの、異論を述べるものは「非国民」のレッテル張りが控えているのか。
息苦しいこと、はなはだしい。
さらに遅すぎたかんのある夢の増殖炉「もんじゅ」の廃炉。
この間、消費された国費(税金だよ))は1兆円以上と言われている。
廃炉となれば、さらにその費用は何千億ともいわれている。原発再稼働を推進するために、トラブル続きの「もんじゅ」はこの際、切り捨てようとしたという見方もある。
どこが原発は安いのだ。
過酷事故を起こした東京電力福島第一原発の廃炉費用だけを見ても、こんなに危険で、こんなにコストの高いエネルギーはないのだ。
いまもって低コストという虚偽に、頷くひとがいまだ少なからずいるのか。
低コストという恐ろしい暗示にかかった人たちの心をノックスするには、どんな言葉が有効なのか。
今夜もまた、せっせと種子蒔きをしながら、悩むわたしになるに違いない。