2016年4月15日金曜日

4月15日

昨14日21時26分頃、熊本県を震源とする
直下型地震、最大深度7の地震が発生。
15日朝現在、この地震で9人のかたが亡くなり、
1000名以上の負傷者がおられるという。
震度7を観測したのは、熊本県の益城町。
多数の家屋も倒壊しているという。

東日本大震災とその後に続く日々の中で、
わたしたちは問われ、
突きつけられ続けている現実を再び考えてみよう。

わたしたちの暮らしは揺れ動く列島のうえに、
辛うじて成立している、ということを。
わたしたちが暮らしているのは、
地震列島であるということを。

東京電力福島第一原発苛酷事故の収束は
まったく見えないし、「汚染水」もたまり続けている。
最大震度7の地震が発生しても尚、
川内原発1、2号機は稼働している。
各原発について、中継をする画面の下に
「異常なし」というテロップが流れても、不安は消えない。
「次はどこで?」が、わたしたちの合言葉になってしまうのか。

熊本も気になる中で、
これで「福島のいま」が、遠くになってしまうことも怖ろしい。