2014年7月7日月曜日

7月7日

小雨模様の七夕、月曜日。
クレヨンハウスの玄関にある笹には、いろいろな願いごとを書いた短冊が。
平仮名を覚え始めたような小さなひとが一生懸命書いた短冊もあれば、大人(たぶん)の文字もある。平和や安全について記したものがやはり多い。

昨日は三重県鈴鹿での講演会。「3.11を忘れない」、というタイトルのもとに、大勢のかたがたが集まってくださった。昨年だったか、京大原子炉実験所の小出裕章さんのご講演を聞いて、このままではいけない、ひとりひとりが声をあげようと作られた20数人の実行委員会のかたがた。
みな、熱い。1200人以上の市民のかたがたで、さらに熱いひとときが。
原発と、7月1日に臨時閣議で決定した集団的自衛権の相似形のプロセスについても話をした。
いつだって市民を蚊帳の外にしておいて,結果だけ「自己責任」とばかりに市民に負わせるのが、この国の常套手段。
ひとたびことが起きれば、苦しみ傷つくのは、それぞれの市民であり、その家族である。
安全神話が流布され続けた原発と、「国民の生命と自由、幸福追求の権利」が侵害されるときに、集団的自衛権の行使は容認されるというもの言いも、どこか底流で共通するものがある。
ため息が出るようなこの国の「いま」。

来週土曜日19日の朝の教室、講師は、作家であり作詞家である
なかにし礼さん。彼はいま、「君 死に給うことなかれ」に匹敵する2014年の詩を書いておられるはず。
9日(水曜日)は、再稼働を巡る状況が緊迫している川内原発の再稼働に反対する集会が、代々木公園B地区で。18時過ぎから、という連絡が。