2013年8月24日土曜日

8月24日

酷いことになっている。
福島の現実である。
言葉もない。
いつまで東電に任せておくのだ。
3・11以降、わたしたちは少なくとも学んだはずだった。
彼らが、一般の市民のことなど全く頭にないことを。
都合の悪い真実は隠すことを。
それらをいやというほど学ばされてきたはずだ。
福島でいま起きていることは、ただごとではない。
3・11以降、ずっと続いている異常事態ではあるのだが、
さらなる過酷な現実が加わった(というか、ずっと起きていたことだろうが)。

敬愛する友人から以下のメールが送られきた。
「『オリンピック誘致の金を、即、いま、福島に投入せよ』とありましたが、
これを何故、日本の報道機関は言えないのでしょう?
当の日本は、五輪誘致と原発セールスで踊っている首相を報道するばかり。嗚呼」

絶望はいつだってできる、いまは絶望の時ではない、と思うのだが。
これからまた東京を離れる。