2013年2月14日木曜日

2月14日

バレンタイン・デイの朝。
新聞各紙に、「甲状腺がん 新たに2人」
(東京新聞より)というニュースが報道された。
昨年の9月に甲状腺がんと確定された
震災当時15歳以下のおひとりに、新たに
2人が甲状腺がんと確定された。
計3人、である。
甲状腺検査は震災のときに18歳以下が対象と
されているが、18歳と2か月だったら、対象外と
なってしまうのか。
この線引きが、わたしにはわからない。
現在ほかにも7人が、がんの疑いがあるとして、
福島県立医大が検査を続けていると
ニュースは伝えている。
同大の教授は、福島第一原発による
放射線の影響を否定している。
理由は、甲状腺がんは「最短で4,5年で発見というのが
チェルノブイリの知見」だからということだが、
どの立ち位置で、たとえばチェルノブイリを観るかに
よっても、「知見」の内容は変わるのではないだろうか。
3人とも手術を受け、経過は良好であるらしいことには
安堵するが……。

今日は古巣の文化放送で番組を収録。
そのあとは、児童文学賞の選考に。
 
風邪はだいぶ回復。
皆様もご自愛を。