2012年12月25日火曜日

12月25日

12月25日。
これからクレヨンハウスに注文しておいた
デコレーションケーキを食べる予定。

大雪のところもあるクリスマス。
東京も寒いけれど、被災地を思えば、福島を思えば、
なんのこれしき! である。
今もって福島の16万人が、
暮らしていたところに帰れないでいるのだ。

間もなく総理になるかたよ、
まず、このことに手を打っていただきたい。
あなたも長い間、原発を推進し、安全神話をばらまいてきた政党にいて、
ブラックアウトの不安はないと言ってきたのだから。

朝日新聞、今日の朝刊一面には、
「通信傍受法、対象拡大へ」という大きな文字のリードが。
そのあとに、ポイントを少し落とした文字で、
「振り込め詐欺・組織的窃盗も」とある。
振り込め詐欺も組織的窃盗も許されない犯罪だが、
多くが頷くテーマを持ち出して、「通信傍受法を拡大」する……。
記事の中にも記されているが、
「傍受の乱用」の可能性を考えると、おそろしい。
 
同じ朝刊の投書欄「声」には、18歳の男子高校生の声が。
今回の選挙で投票率が低い理由のひとつとして、
「ひとつの政党の公約に対して
これは賛成だけどあれには反対ということがあり」
それが低い投票率と結びついている場合があると指摘。
そのうえで彼は次のように記している。
……今回、自民党が勝ちましたが、
「原発維持」を国民が認めたとは言い難いと思います。
原発に絞って国民投票してみれば、
結果は異なるはずです……。

そうして彼は、民意を反映させるためには
テーマごとに国民投票が実施できる環境を整えるべき、と主張している。
むろん費用がかかるという反論にも自分なりの提案を添えて。
詳しくは、朝刊を。
ついでに、その隣に掲載されている38歳の牧師さんの「声」も是非。
旧満州で戦闘機の整備士をしていた祖父の言葉
「戦争は絶対にいけんよー」が心に響く。