2012年7月30日月曜日

7月30日

29日の集会、そしてキャンドルナイト、
おつかれさまでした。
日比谷公園での15時30分からの集会。
北海道から帰京しての参加だったが、喉を少々痛めたのか、
声がうまく出ないで、焦りまくってしまった。
大勢のひとをかき分けて、のど飴を差し入れしてくださった女性、
「あなた」、ありがとう! 助かった。
参加されなかったかたに向けて、喉を詰まらせて
わたしがメッセージしたことを、ここに再度。
限られた時間のスピーチには、
しっかり原稿を作っていくのですが、
その通りにスピーチできなかったので、改めて!

29日のスピーチ。

政府の思考回路は、去年の3月11日以前で止まったままです。むろん電力会社も同じです。
電力不足をあれほど喧伝していた関西電力社長は、後に撤回謝罪しましたが、
「需要ではなく、エネルギーの安全保障のために福井の高浜3・4号機を再稼働させたい」
と信じられないことを言いだしました。
連日の猛暑のもと、けれど、電力の利用率は今のところ原発ゼロでも乗り切れるはずなのです。
活断層が走る敷地内の原発を再稼働させた責任を誰かがとるのでしょう。
原子力聴取会でも、原発比率について、三段階に分けて作った設問自体が欺まん的です。
原発比率0パーセント、15パーセント、原発を増設しなければ達成できない20~25パーセント。
賛成か・反対かという設問でいいのに、三つに分けて、
原発比率が3分の2になるような欺まんをまたもや繰り返しています。
わたしたちが諦めるのを待っているのでしょう。でも、諦めませんよね。
彼らは知らない。わたしたちの内側に、憤りと明日のいのちへの希望から生まれた、
誰にも消すことのできない持続可能なエネルギーがあることを。
誰も押しつぶすことのできない持続可能なエネルギー。
目覚める朝ごと、わたしたちは自らの内側の持続可能なエネルギーに水やりをし、
原発ゼロの世界に向けてまた一歩、歩き出すのです。
この社会の価値観と理不尽な構造をかえるために。
この中にも、たくさんの挫折を知っている世代も多いでしょう。
わたしもその世代のひとりです。
闘いの半ばで、最後まで見届けることもなく、折れていったたくさんのいのちたち。
わたしたちは何度でも立ち上がります。わたしたちこそ、生き証人なのです。
熱中症に気を付けて、キャンドルナイトに向かいましょう。
キャンドルの炎は燃え尽きても、ひとの心を燃え尽きさせることはできないのです。

夕方からのキャンドルナイト。
一度抜けて、打ち合わせをすませて合流したのだけれど、
どこに行っていいのか……。
知り合いに声をかけられて、うろうろしていた。

クレヨンハウスのオーガニックレストランも
昨夜は国会周辺のキャンドルナイトに呼応して、
キャンドルだけの夜とした。

本日はこれから北海道へUターン。