2012年7月27日金曜日

7月27日

元気ですか?
元気でいてください。

ブログアップを数日間、さぼってしまいました。
岩波書店から秋に刊行する反原発の単行本のまとめと
ほかのあれこれが重なり、余裕がなくて。
この間、「10都県でストロンチウム」という忌まわしい記事が、
朝日新聞25日の朝刊に。

続いて、このブログでも触れたように懸案の原子力規制委員の人選案。
市民の命運を左右する人選案だが、「規制」と言いながら、
どこまで独立性と安全性への高い視座を持っているか、
委員の顔ぶれをみても、理解できない。

安全性というなら、
本来、「反・脱」の意識をもった専門家も必要だと思うが、
予想通り、そうではない人選案である。性懲りもなく!

7月29日(日曜)の国会包囲キャンドルデモは、
午後15:30 日比谷公園集合(日比谷公会堂裏の中幸門)
16:30 デモ出発
19:00 国会大包囲!!
主催は毎週金曜の官邸前抗議を呼びかけてきた
偉大なる「首都圏反原発連合有志」。

28日に北海道、30日も北海道で講演があり、
ほんとは中一日、北海道での休日にあてたかったが……。
一度帰京し、日比谷公園で短いスピーチを。
それからキャンドルナイトの国会包囲に参加。
途中抜け出して北海道に戻ることにした。
体力勝負、って感じだ(笑い)
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前述の規制庁人事に関しては、以下をご参考に。

 【超・緊急署名】~★大拡散希望!
★「原子力規制委員会」のムチャクチャ人事に異議あり!「原子力ムラ」だらけの人事はもうたくさん。これでは子どもたちは守れません!
★オンライン署名はこちらからhttps://fs222.formasp.jp/k282/form2/
★こちら補助フォームです。https://pro.form-mailer.jp/fms/d75df4fc31929
★紙の署名はこちらからhttps://dl.dropbox.com/u/23151586/120725_shomei_jinji.pdf
一次締め切り:7月30日(月)午前9時 
二次締め切り:8月2日(木)午前9時

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原発担当大臣 細野豪志 様国会議員各位「原子力規制委員会」の5人(田中俊一氏、更田豊志氏、大島賢三氏、中村佳代子氏、島崎邦彦氏)の国会同意人事案が複数のメディアに報じられました。しかし、このうちの3人は、明らかに「原子力村」の人間であり、現在までの原子力推進政策の責任者としてその責任を問われるべき立場にあります。とりわけ田中俊一氏は、日本原子力研究開発機構 副理事長、原子力委員長代理、原子力学会会長を歴任し、長年にわたって「原子力村」の中心で活動してきた人物です。事故後も原子力損害賠償紛争審査会では、最後まで自主的避難者への賠償に反対しました。低線量被ばくリスクについての認識がなく、「100mSvというのは健康に大きな影響がないということ。このあたりをどう今後住民に、折り合いをつけていただくかということが大変大事」と発言しています(注1)。政府が決めた年間20ミリシーベルトの避難基準をそのまま帰還基準とし、住民に20ミリシーベルト近い線量を浴びる暮らしを強いても構わないという考えです。中村佳代子氏も、「低線量被曝では子供と大人で発がんリスクに差がなく、原発事故による住民の被曝線量も十分に低い」(注2)と発言しています。注1)2011年8月23日 第32回原子力委員会 議事録より注2)読売新聞 2012年7月22日「原子力規制委員起用予定の中村さん、福島で講演」これは、「原子力ムラ」の中心人物に「規制」を担当させるもので、「利用と規制の一体化」に他ならず、「中立公正」でもなく、国会での法案審議の趣旨を踏みにじり、3.11の教訓から何も学ぶことなく、原子力安全行政に対して更なる国民の不信をもたらします。また、低線量被ばくの影響をもみ消そうとする巨大な行政の力を加速させることとなります。もうこりごりです。直ちにこの人事案を撤回して、国民の意見を踏まえた上での人事案を示してください!以下を要請します。


1.現在の人事案を白紙撤回し、原子力ムラの影響を完全に排除した案に差し換えること。
2.選定基準、選定に当たった内閣官房原子力安全規制組織等改革準備室の体制、政府による選定プロセスを明らかにすること。
3.国民の意見をきくためのプロセスを設けること。パブリック・コメントを設けること
一次締め切り:7月30日(月)午前9時 二次締め切り:8月2日(木)午前9時