2012年3月5日月曜日

3月5日

あちこち、行ったり来たり日々が続き、
今日が何日なのか、わからなくなる瞬間がある。

今日もわが仕事部屋の机の上には
山のような未決の資料やぺーパーが積み重なり続けていることだろう。
たぶん椅子の上までも。

ここ数か月、ときにわたしは編集者に変身する。
誰かの果敢でデリケートな活動を知ると、このかたに文章を書いていただきたいな、
といったふうに。
「朝の教室」への講師のお願いやブクレットは、そんな風にすすむ。
もちろん目指すは、原発のない社会であり時代である。

今週の日曜日が3月11日、一年目にあたる。
どこでなにをしていても、わたしたちはさらに心に深く刻みつけたい。
「あの日」から、何をどう変えたい自分になったのか、を。
なんでもそうなのだが、すべての「改革」や「革命」は「ひとりから」はじまるのだ。
そして、わたしたちそれぞれが、その当事者である「ひとり」なのだと考える。

母の遺影の傍らの花が萎れていた。
今夜は花屋さんに立ち寄ろう。