2012年3月31日土曜日

3月31日

春の嵐の中で迎えた、京都大学原子炉実験所の今中哲二さんの「朝の教室」。
お話しをうかがっていて、思い出した言葉があった。
うろ覚えではあるけれど、
……こわがり過ぎることも、こわがらないことも簡単だけれど、
正しくこわがることはむずかしい……というような内容だった。
今中さんのお話は、まさに、この言葉通り。
誰の言葉だったろう? と一日中思い出せず、気になっていたのだが……。
受講されたかたからの、メールにまさに、この言葉あり、
寺田寅彦の言葉であることも教えていただいた。
そうだった、わたしたちは「正しくこわがる」ひとりでありたい。
同時に、「正しく声をあげるひとり」でもありたい。