2011年12月28日水曜日

12月28日

2011年も、残すところあと3日。
朝から夕方まで収録があって、それからクレヨンハウスへ。
このブログを書いているいま、火の用心の拍子木が、外から聞こえる。
郷里に帰るデスクワークのスタッフが、口々に「よいお年を」と言って、出ていく。店は31日と1日が休みだが、シフトに都合がついて、やはり帰郷するスタッフがいる。

よいお年を……。2012年は少しでも、どんなにちいさくても希望の見える年にしたい。
火の用心の拍子木を聞きながら、心底そう思う。

机の上に今日届いた書籍が。その中に『フクシマの王子さま』(芸術新聞社/刊)という新刊があった。
椎根 和さん著、荒井良二さんが表紙の絵を担当されている。
……子どもたちは、私たちの希望であり、未来です……。
帯には大きな文字でそんなコピーが。さらにポイントを落とした文字で、つぎのように続く。
「水、米、果物、酪農、水産……自然の宝庫フクシマで起きた
取り返しのつかない原発事故。
いま、本当に守るべきものは何なのか、一緒に考えませんか」

今夜はこの本を読む。