2011年12月6日火曜日

12月6日

東京はどんよりとした曇り空。
冬の晴れた朝の、ピーンと緊張感が張りつめた感触が好きなのだが。
今年もあと20数日ほど。
今年ほど、昨日が今日に、今日が明日に、明日が明後日に続く日常を
改めてかみしめた年はない。
毎年12月になると、わが家のドアにも手作りのリースを飾るのだが、
12月の第2週になってもできていない。
時間的にも精神的にもその余裕がないのだ。
被災地の冬を思うと、そんなことしている間はない、という声を心に聞く。
一方、日常の「そんなこと」も大事にすることが暮らしの基本になるのだ、
という声もわが心にはあるのだが。

見知らぬかたから、以下のメールが届いた。
グループでに脱原発の署名活動をしているかただ。

……駅前で署名活動をしています。有志5名での活動です。
毎週土曜日の昼過ぎから、駅前で署名を呼びかけています。
「署名したかったんですよ。ごめんなさい、今までやらずに」
と向こうから息を切らして走り寄ってきてくれた女性もいます。
「高校生でもいいですか?」
「署名用紙、一枚ください。コピーして知り合いに回します」
そんなお声もありました。
お子さん連れの若いお母さんたちが、
バギーを止めてそれぞれ署名をしてくれたこともうれしかったです。