2011年10月20日木曜日

10月19日

今日はほぼ一日NHKに。
「ニッポンリハビリ応援団」の二本分の収録が。
ずっと気になって、番組でも触れていた
被災地のお年寄りの介護状況とリハビリの実態について
11月7日と8日二夜連続で放映予定。

二本とも、ボランティアで被災地に入っていた
PT(理学療法士)のかたがたがゲストだった。
被災地での情報ゼロの中で、ひととひとを結び、
リハビリを復活させるために彼らがとった行動は素晴らしいが、
避難所から仮設に、また自宅へのと被災者の方々が移動したことで、
「かえって、お年寄りの需要も状況も見えにくくなってしまった」。
被災状況の非情さに
「勤めている病院を辞めて、被災地に入ろうかどうか悩んでいました。
小さな子どもがふたりいますし。そんな時、行くべきでしょ、当たり前よ、
と僕の背中を押してくれたのが、妻でした」

わたしから見れば、半分ぐらいの年齢の彼らが、穏やかに淡々と、
「やれることに取り組む」姿に感動した。
ただし、すべてボランティアなので、
「交通費だけでも大変です」。
なんとかできないものか。

昨夜はくたくたで、ブログを書けずに爆睡。20日になってから書いている。
「朝の学校」で原子炉格納容器の設計をしていた後藤政志さんが
お話をしてくださったのは、8月末。
そのブックレットを作成中だが、その校正もしなくてはいけなかったのに。