2011年10月18日火曜日

10月18日

佐賀県、玄海原発の再稼働をめぐる「やらせメール」問題。
第三者委員会が調査をしたことは、
すでに広く知られている事実だ。
従来の隠ぺい体質を考えると、必要な措置だった。
が、その第三者委員会の、「やらせメール事件」は、
古川知事の発言が発端であるという認定を、
最終報告書にまったく盛り込まなかったことが、
また問題になっている。
酷いものだ。
隠ぺい体質ややらせ体質を、抜本的に改善するための
第三者委員会の報告を、またもや、隠ぺいし、
なかったという「やらせ」をしたのだ。
九電社長は続投だという。
福島第一原発の暴走を目の前にしても、
体質はまったく変わらない、ということである。
すでに多くの人が気づいているのだが、これで、
九電と知事の蜜月関係も、再確認できたということだ。
まったくもって、地元住民のみならず、日本中を、
世界中をコケにした話である。
「こういうひとたち」が原発をつくり、
再稼働をしようとしていることを、
わたしたちは決して忘れてはならない。