2011年9月13日火曜日

9月13日

原発大国と呼ばれる、フランス南部マルクール原子力施設にある
核施設に爆発があった。「一人死亡」、「四人負傷」と報道は伝えている。
フランス原子力安全機関は「施設内部と外部に
放射性物質のよる汚染はない」と発表している………。
というところまでしか、ニュースは伝わっていない。
国策としての原発に事故が起きた場合、正確にして早急な情報提供を
どれだけわたしたちは期待できるか。
「フクシマ」を考えても、正直懐疑的にならざるを得ない。
正確にして迅速な報道がほしい。
また、報道通り、「一人死亡」であっても、
その「一人」には当然ながら、
かけがえのない人生があり、家族があったはずだ。
「一人」が正確な「数字」であったとしても、
「一人で良かった」には決してならないはずだ。
無機的な数字で、かけがえのない「いのち」が語られ、
スルーされてしまうことを、
わたしはなによりもおそれる。