2011年9月10日土曜日

9月10日

土曜日は朝から「パック・イン・ジャーナル」。
ほぼ原発特集の2時間だった。
「朝の学校」の講師をお願いした
後藤正志さんもご出演されていた。
番組が終って、そのまま日本教育会館へ。
「週刊金曜日」創刊18周年記念の講演会。
18年になるのだ、と改めて考える。
わたしは途中から、編集委員のひとりとして参加した。
先輩編集委員の筑紫哲也さんも、井上ひさしさんも、
もういらっしゃらない。
それぞれのかたから受け取った「宿題」を
しっかり握りしめていきたい、と改めて痛感。

それにしても………。
民主党の前原誠司政調会長は、7日、ワシントンで
「3・11以降の日米同盟」というタイトルで講演を。
PKO(国連平和維持活動)で、
自衛隊とともに活動する外国部隊が攻撃を受けた場合、
反撃できるようPKO参加、5原則を見直す考えをスピーチ。
また、すべての武器輸出を禁じる、
武器輸出三原則の見直しについても触れた。
憲法9条が禁じてきた「海外での武力行使」や
「他国の武力行使との一体化」に抵触する内容ではないか。
武器輸出三原則とは、すべての武器や武器技術の輸出を
禁じる政府方針だが、この禁が緩和されれば、
「なんでも、あり」にならないか。
事実上の、憲法「改変」はスルーしてしまいかねない発言だ。
こうして「なんでも、あり」の風潮が広がれば、
憲法はなし崩しとなり、「核のゴミ」もモンゴルに「輸出」か。
気分曇天の、週末である。