2011年8月19日金曜日

8月19日

北海道、泊原発が再開してしまった。
「フクシマ」の暴走は収束がまだまだ見えないという状態だが、
どういう心積もりなのだろう。
女性の意識が行政に入ることを、数の論理からも必要だ
と思うわたしが一方にはいるのだが、
高橋知事は、道民の不安や困惑をどうとらえているのだろう。
彼女の出身を考えれば、こういった結果になることも予想できたが、納得いかない。
それに、八月に入ってから、
めっきり「フクシマ」のニュースが減ったように感じるのは、
わたしだけだろうか。
現在進行形のみならず、未来への大きな影を背負った子どもたち。
わたしたち大人は、
このまま目を逸らすわけにはいかない。

8月27日の「朝の学校」講師は、
現実に東芝で原子炉の開発を手がけてこられた後藤政志さん。
技術者としてかかわってきたもろもろに疑問を抱いた瞬間から
後藤さんの「新しい人生がはじまった」。
長い間、ペンネームで告発されてきた彼が「フクシマ」を機に、
実名で告発することを決めたことも含め、
原発の仕組みと危険について、しっかりお話をうかがたい。