2017年6月14日水曜日

6月14日

昨日は肌寒ささえ感じる一日だったけれど、
今日の東京は昼前から晴れ間ものぞいて、
夏の日差しの午後となりそう。
12日、元沖縄県知事太田昌秀さんが亡くなった。
ちょうど誕生日だった。
政治家としても学者としても、大きな存在であったと思う。

先達たちの訃報に接する機会が増えている。
自分を生きるとはどういうことなのか。
深く考えさせられる。

今週土曜日は6月の朝の教室
講師は作家で詩人、道化師ともご自分のことを呼ばれる、ドリアン助川さん。

話題になった『あん』を読まれたかたは大勢おられると思う。
ハンセン病の元患者である老いた徳江さんと、
「つぶれはしないが、決して賑わうことのない」、どら焼き店の千太郎。
ふたりの距離がなんとも見事な作品だ。
「星の王子さま」の翻訳も素敵だし、ラブストーリー「あなたという国」もまた。
どの作品でも、「より声の小さな側」の声を素通りしない作家が、
この時代、この社会をどう見るか。
ご講演がとても楽しみ。



原発とエネルギーを考える朝の教室
2017年6月17日(土)
9:00~10:30 東京店B1 レストラン「広場」

ドリアン助川さん(作家、道化師)
 「この星のバオバブの木」


2017年6月13日火曜日

6月13日

ブログを更新しないまま、一体どれくらいが経ったのでしょう。
すみません。一重にわが怠慢ゆえ、です。

83回目を迎えた毎月一回の「朝の教室」。
6月17日の講師は、ドリアン助川さんです。
作家であり詩人であり、道化師でもあるドリアン助川さん。
『あん』を拝読し、映画化された『あん』を観たのは去年の夏でした。

ハンセン病の元患者を映画では樹木希林さんが演じておられ
ましたが、ひとが他者をどのようにして理解していくのか。そして
他者を受け入れる過程がとても興味深い作品(こんな風に簡単には言えないほど)でした。

原作者のドリアン助川さん、どんなかたなのだろう、と以来、
ご発言などもフォローしてきました。そして、このたび、
講師をお引きうけくださったこと、とても嬉しく思います。

『星の王子さま』の翻訳もされています。その、訳者あとがきで、
ドリアン助川さんは次のように書いていらっしゃいます。
ほんの一部だけ切り取ってしまい、申し訳ないのですが。

……ドイツにナチス政権が生まれたとき、ヨーロッパの
人々はどの程度の警戒心をもってそれを見ていたので
しょう。気がついたときには、もう手の施しようがない
ほどナチスは力を持ち、大戦の扉を開けにかかっていました
(略)子どもたちの犠牲もあとを絶ちません。王子さま
の心を、いつになったら大人たちは理解するのでしょう……。

ドリアン助川さんとご一緒に、この時代、この社会を生きる
わたしたち大人たちの責任と権利について考えましょう。



原発とエネルギーを考える朝の教室
2017年6月17日(土)
9:00~10:30 東京店B1 レストラン「広場」

ドリアン助川さん(作家、道化師)
 「この星のバオバブの木」


2017年2月3日金曜日

2月3日

アグロステンマという植物をご存じですか?
麦畑の雑草とか呼ばれているそうですが、
白と薄紅の、それは素朴で可憐な花を
初夏につけてくれます。
一昨年の秋に種子を蒔いて、昨年の初夏に
クレヨンハウスのアウトテリアですっきりとした
花をつけてくれてから、夢中に。
去年の秋も種子蒔きを。ただいま成長中。

今日は朝から取材が。
寝不足で、ぼーっとした表情じゃ、いかんなあ、
と熱いシャワーを浴びたところ。

2月5日の「朝の教室」。
子どもだけではなく、むしろいま大人も、
「自分で考える力」をより養いたい。
「朝の教室」の主催は、クレヨンハウス3階の
ミズ・クレヨンハウス。
彼女たちのツイッターから引用を。

<東京店3階より>2月5日(日)朝の教室、
講師は國分功一郎さん。原発推進派がなぜ核エネルギーに惹かれるのか、
それを信仰や哲学の視点で考える國分さん。
アカデミックな枠を越え、分かりやすく、哲学するきっかけを与えてくださるはずです。
考える力を養いましょう!




原発とエネルギーを考える朝の教室
2017年2月5日(土)
9:00~10:30 東京店B1 レストラン「広場」

國分功一郎さん(哲学者)
 「いま政治で何が問題になっているのか?」


2017年2月2日木曜日

2月2日

アメリカ合衆国の新大統領ドナルド・トランプ氏が就任後、
早速行ったのは、司法長官代理の解任だった。
中東・アフリカ7か月からの入国を禁止する彼の措置に対して、
大統領令に従わないようにと司法省に通知した
サリー・イェイツ長官代理が解任されたのだった。

バラク・オバマ前大統領も、信仰などによって
個々人を差別することは反対だという声明を発表したし、
国連の事務総長も反対している。
「違憲でもあり、違法」だとする声は大きくなるばかりであり、
措置の無効を求めて連邦地裁に提訴する方針も話し合わせている。
トランプ政権での司法長官が危害で承認されるまで、
サリー・イェイツさんが長官代理であった訳で、
解任されること自体、大問題だ。

が、日本で同じようなことが起きた時、法務省のトップが
「違法・違憲」と首相の命に背くことが果たして可能なのか。
つきつめれば民主主義とは何なのか、に
たどり着くテーマではある。
各地でこの大統領命に反対する抗議デモが続いているが、
この国であったら? ということも考えさせられる。

2月5日(日)の恒例の朝の教室
講師は哲学者の国分巧一郎さん。
国分さんのご著書と改めて(はじめてのものもある)。
初めて拝読したのは、『暇と退屈の倫理学』。
……わたしたちはパンではなく、バラも求めよう。
生きることはバラで飾られねばならない……と
本書の帯にあり、本文でもそれについて記述されている。

米国の新大統領を見ていると、自分たちは
世界中のバラを集めてバラに埋もれた日々を送りながら
市民(特に中東やアフリカの人々)には、バラどころか
パンさえも取りあげるといった感じがしないでもない。

そういえば、「バラではなくて、権利を」というデモをした
米国の女性たちもかつていた。
NOT ROSES、BUT RIGHT
権利もバラも、そしてパンも、
ひとりや一部に集中させてはならない。

国分さんの、今回の講演にも出てくる話題かもしれないが、
ご著書『民主主義を直観するために』には、政治について、
あるいは政治を語り合うことについて次のような記述がある。
……ぼんやりした圧力を受け続け、したい話ができずにいたら
どうなるでしょう? その話題について考えるのがイヤになって
しまうでしょう。それどころか、自分にその話題のことを考え
させられるような情報に触れることさえ、イヤになってしまう
……違和感を感じないようにするというのは、「自分に嘘を
つく」ということです。自分に嘘をつくというのは、生きていく上で
一番やってはいけないことだと思います。

そう、「違和感」を大事にしたい。自分の内なる違和感と
ちゃんと向かい合ってみよう。話し合ってみよう。





2017年2月5日(土)
9:00~10:30 東京店B1 レストラン「広場」

國分功一郎さん(哲学者)
 「いま政治で何が問題になっているのか?」


2017年1月28日土曜日

1月28日


「東芝 原発事業縮小へ」
今日28日の東京新聞朝刊が一面トップで伝えている。
新大統領が就任したアメリカ合衆国で
「最大7千億程度の損失が見込まれている」
からという。
原発の存在が限りなく危険であり、
東電福島第一原発過酷事故で、
価値観が根底から変わったわけではない。
「損」だからだ。
経済中心主義というのは、被害者の苦しさも
喪失にも全く無関心ということなのだ。
「稼ぎ頭の半導体『切り売り』」するまで
追い込まれる前に、原発はだめだと
声を挙げるものが、あの大企業の中には
いなかったのか。
なんだか無残だ。

ところで、ついこの間、2017年最初の
朝の教室があったと思ったら、すでに
2月の予定が。79回目の朝の教室は
2月5日(日)哲学者の国分巧一郎さんを
講師にお迎えする。
ご著書『民主主義を直感するために』(晶文社)で、
パリのデモから辺野古の海まで、
「政治の現場」を歩き、ひとに会い、思索した
国分さんの言葉、ひとつひとつが心に響く。
少々疲れ気味の心身の熱いシャワーになってくれる。

たとえば、こんなフレーズはいかがだろう。
……デモの本質はむしろ、その存在が
メッセージになるという事実。いわば、
そのメタ・メッセージ(「いつまでも従って
いると思うなよ」)にこそある。メタ・メッセージ
をつきつけることこそが重要なのだ……。

知り合いの女性に、ほとんど効果がないのに、
なぜデモに行くの?と訊かれた。
彼女に、国分さんのこの一節をプレゼントしよう。







2017年2月5日(土)
9:00~10:30 東京店B1 レストラン「広場」

國分功一郎さん(哲学者)
 「いま政治で何が問題になっているのか?」


2017年1月20日金曜日

1月20日

寒いですね。
大雪のところもあるようです。
冬生まれのわたしは、寒さには
強いほうです。薄着の落合が、
最近は首筋とか腰回りとか、
「スース―」を体感しています。

明日土曜は2017年初めての「朝の教室」、
おしどりマコさん・ケンさんが講師です。
以前の講師をされたかたから、
おふたりが体験された、とても「いい話」をお聞きしたことがあります。
その話が聞けると、いいなあ、と。

芸人の笑いとともに、原発について、
あるいはわたしが「原発的体質」と呼ぶ、
この国の体質そのものについて
お話しをうかがえます。

今日はこれからカタログハウスの
撮影&取材です。
寒いのう。

こんな日こそ、元気に!です。
東北は豪雪。
福島は?
ほかの被災地は?
気になることばかりです。
むろん政府が成立を急ぐ「共謀罪」も。
何に対しても「適用」できちゃうから。



2017年1月21日(土)
9:00~10:30 東京店B1 レストラン「広場」

おしどりマコ・ケンさん(夫婦漫才コンビ)
「芸人として、ジャーナリストとしての6年間」








2017年2月5日(土)
9:00~10:30 東京店B1 レストラン「広場」

國分功一郎さん(哲学者)
 「いま政治で何が問題になっているのか?」









2017年3月11日(土)
9:00~10:30 東京店B1 レストラン「広場」

最首悟さん(和光大学名誉教授/いのち論)
「ヘイトクライムを越える」

2017年1月19日木曜日

1月18日

寒い日が続いています。
お元気ですか?
元気でいてください。 

2017年最初の「朝の教室」は
今週末21日(土)です。
第78回 「芸人として、ジャーナリストとしての6年間」
講師は、おしどりマコ・ケンさん(夫婦漫才コンビ)。

もともとは吉本所属の芸人さんですが、
福島第一原発の過酷事故の後、
彼女たちがどれほど精力的に
取材や受発信をされているかは
ご存じかと思います。
「知って、考えて、動く」をモットーに
積極的に活動をされている彼女たちの、
「知ったこと」「見たこと」「動いた」こと。
そしてその結果、さらに「知ったこと」、
体験したこと、降りかかってきたこと等を
お聞きしながらご一緒に考えましょう!

この国の「自由」(表現の自由も含め)とは? 
この国の「正義」とは?




2017年1月21日(土)
9:00~10:30 東京店B1 レストラン「広場」

おしどりマコ・ケンさん(夫婦漫才コンビ)
「芸人として、ジャーナリストとしての6年間」








2017年2月5日(土)
9:00~10:30 東京店B1 レストラン「広場」

國分功一郎さん(哲学者)
 「いま政治で何が問題になっているのか?」









2017年3月11日(土)
9:00~10:30 東京店B1 レストラン「広場」

最首悟さん(和光大学名誉教授/いのち論)
「ヘイトクライムを越える」